騒音とは
音は「大気の微小な圧力の変化が音速で伝わる」という物理現象です。
音の基本的な性質は、音の強さを表すdB(デシベル)と音の高低を表すHz(ヘルツ)によって決まります。人間は、一般に20〜20,000Hzの音を聞くことができると言われています。
これらの音の中で「不快に感じる音」が騒音です。
WECPNL(航空機騒音の単位)について
音の大きさのを表す単位として以前は「ホン」が使われていましたが、現在は「デシベル(dB)」に統一されています。しかし、航空機騒音の単位としては「WECPNL」が使われます。これは、加重等価平均感覚騒音レベル(Weighted
Equivalent Continuous Perceived Noise Level)の略で、ある場所における一日当たりの航空機騒音の「うるささ」を評価する尺度として「うるささ指数」とも言われています。航空機の音は、だんだん大きくなって、最高音となり、やがて小さくなって聞こえなくなります。その音が、大きくてもすぐ聞こえなくなれば、影響は小さいし、それ程大きくなくても長く続けば影響は大きいと考えられます。また、まわりがうるさい昼間の航空機の音は影響が少なく、寝静まった夜中の音は影響が大きいと考えられ、機数を19時〜22時では昼の3倍、22時〜翌朝7時では昼の10倍に補正しています。これらを、考慮した下記の計算式で、WECPNLは示されます。
WECPNL=dB(A)+10llog10N-27
ここで、dB(A):一日のすべてのピークレベルをパワー平均したもの
N=N2+3N3+10(N1+N4)
N1:午前0時から午前7時までの間の航空機の機数
N2:午前7時から午後7時までの間の航空機の機数
N3:午後7時から午後10時までの航空機の機数
N4:午後10時から午後12時までの間の航空機の機数
デシベルについてdBについて
空気中の気圧の変化で起こる音のPOWERの単位を総称して「デシベル」単位通称「dB」として表しています。そもそも、デシベル(dB)は電話信号の減衰を表す単位(ベル)の1/10のことで、dBのdはデシリットル(ベル単位)、Bはグラハム・ベル(電話の発明者)の名前からの由来で、元々は電話の送信関係の単位でした。
現在では、音のPOWER LEVELとして使用されています。
| 20デシベル ・木の葉のふれあう音) |
30デシベル ・郊外の深夜 ・ささやき声 |
|---|---|
| 40デシベル ・市内の深夜 ・図書館 ・静かな住宅の昼 |
50デシベル ・静かな事務所 ・クーラー(家外機、始動時) |
| 60デシベル ・静かな乗用車 ・普通の会話 |
70デシベル ・ステレオ(正面1m、夜間) ・騒々しい事務所の中 ・騒々しい街頭 |
| 80デシベル ・電車の車内 ・ピアノ(正面1m) |
90デシベル ・犬の鳴き声(正面5m) ・騒々しい工場の中 ・カラオケ(店内客席中央) |
| 100デシベル ・電車が通るときのガードの下 |
110デシベル ・自動車のクラクション(前方2m) ・リベット打ち |
| 120デシベル ・飛行機のエンジンの近く |
